2009年10月19日月曜日

南三条界隈かわら版 第7号①

 じぇんこくの女子高生のみなしゃ~ん、お待んたせいたしました。
 来る11月12日(木)、ベッシーホールに於きまして“第2回かわら版主催イベント”の開催が決定いたしました!
 皆様方からの「もう一度、あのイベントを楽しみたい」との熱い想いを受け、編集部員一同、文字通り“重い腰”を上げることと成りました。
 今回のイベントテーマは『ダンパ』、略さず言うと『だんすぱーちー』ですよ。
 孔子様のアリガタ~イ御言葉にも「師曰く、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」とゴザイマス。
 当日はベッシーホールで踊り狂っていただけますよう、切にお願いを申し上げます。



『かわら版祭り 2009冬』

さぶ~い世の中吹き飛ばそう!ディスコでゴーゴー!

開催日:11月12日(木曜日)
時 間:18:30スタート
場 所:ベッシーホール
料 金:1,000円(別途1ドリンク)
内 容:ダンスパーティー&協賛各店による愉快な余興

※ドリンク・フード共に500円からご用意



イベント協賛店は下記のとおりです。
前売り券の御購入ヨロシク哀愁申し上げます。

PIZZA&BEER BAR Boogie
Bar Chot.
グルメガーデン COUSCOUS
BAR FM
All Music・Grill&Bar Woodstock
沖縄美食BAR うみんちゅぬ やまんちゅぬ
ガンボウロックス
沖縄&GoodMusic 小春南
も~り~処 才谷屋
焼鳥 じゃんぼ
炭火焼肉 ソルトピーナッツ
星空料理店

南三条界隈かわら版 第7号②

 さて4月初旬、新天地を求めて札幌に降り立ったKは、軽い気持ちで「まぁ、2、3年バンド活動でもして、最終的には一般サラリーマンにでも成ろうかな」などと、甘い考えを持ちつつ、初めて会うバンドメンバーの元へ急ぐのであった。
 その頃、北27条西4丁目(後にレコード名に成る)の一軒家に、メンバーの内2人が住んでいて、そこにとりあえずKの寝床もあるとの事。
 そこで、メンバーの1人が迎えに来てくれる事になり、北24条駅で待ち合わせることに。
 メンバーの顔も見た事ないし、ちょっぴり不安な気持ちで駅の改札口へ向かったところ、改札の向こうには長髪にジーパン(ベルボトム)の如何にも「私は売れないバンドマン」風のM氏が立っていたのであります。
 これが“Blues”の始まりでありました!
 M氏に案内され、27条ハウスへと向いながら世間話の一つや二つもし「この人は、口数も少なく優しそうでイイ人そうだな(実はしゃべりがヘタで、天然ボケ)」などと、勝手に思いを巡らしながらハウスに着いたのであります。
 なっ、なっ、なんとその家は「古い」「汚い」「ボロい」の三要素からなる、まさに“Blues House”でありました。
 玄関を入った途端、「こっこっこれは、何かが漂っている!」と霊感の無いKにも感じるような強いインパクトを受けました(また実際、色々な不可解な事件も2、3件ありました)。
 それはさておき、その夜は早速トラバン(注・箱バンドが休みを取るために代わりに演奏するバンド)の仕事があるとの事。
 その頃のディスコは、バンドが生演奏をして踊らせるスタイルが一般的でした。
 その夜の店は、確か“マックス”(注・あのトラトラトラのMAXではない。当り前か!)。
 で、僕の愛機Gabanのレスポールを持って、いざ“マックス”へ出陣!
つづく

南三条界隈かわら版 第7号③

 なんだか最近、どんどん頭が悪くなってきている気がしています。
 努力すれば、頭は良くなるでしょうか?
 無理な気がする・・・そもそも容量が決まっているから“忘れる”って事が起こるんじゃ?
 その論理でゆくと、年をとると物忘れが激しいのは、長く生きてきた分、たくさん覚えている事があるからたくさん忘れる(!)んじゃ?
 ひょっとするとNASAあたりで、研究が進んでいるかも知れません。
 人間用ハードディスク。記憶できる容量を増やすのです。
 そうなると限りが無くなってしまうので削除機能が必要になり、となると『今日の記憶は無かったことに!』が実現してしまう(笑)
 それはまずーい!
 あぁ、こんな馬鹿な妄想ばかりしているから、また馬鹿に!
 馬鹿になる理由がわかって、また一つ馬鹿になりました。

文・Bar Chot. アサヨ

南三条界隈かわら版 第7号④

「ROCKなMOVIE古今東西・その4」
 今までは、見終わった映画の感想や紹介をしてきたのですが、今回は公開前の映画を紹介する事ができそうです。
 今回の映画は「パイレーツ・ロック」。
 映画というものは、スクリーンに映される映像を観るというシステムになっておりますが、この映画は“観る”というより“聴く”という感じになるのではないでしょうか。
 映画の中で掛かる曲数は58曲!
 「パイレーツ・ロック」のタイトルが示すとおり、流れるのは、ほとんどがRock Music。
 2時間強の長さだから、ずーっとRockが掛かりっぱなしなのでしょう。楽しみです。
 映画のストーリーですが、場所はイギリス、年代は1966年。
 当時イギリスには、国営のBBCしか放送局がなく、そこから流れるポピュラーミュージックは、1日45分だけだったのです。
 その頃のイギリスでは、ビートルズやストーンズを筆頭に、キンクスやフー、ゼムやアニマルズ等が活躍していて、コンサート会場は大盛り上がりだったことはご存知かと思います。
 にもかかわらず、イギリス国家はイギリスの若者にポップスを提供していなかったのです。
 しかし、若者達は全然困っていませんでした。
 海岸から5キロ先には、24時間ご機嫌なRockを掛け続ける海賊船が在ったからです。
 一応、映画ですからフィクションの様に語られていますが、一部を除いてほとんど実話といってもいいでしょう。
 実在したレイディオ・キャロライン (63年開局)のエンペラー・ロスコウやサイモン・ディー、レイディオ・ロンドン(64年開局)のケニ・エヴェレットやジョン・ピール等をモデルにした人物が出てきます。
 映画では、堅苦しい国家に睨まれ大晦日をもって放送を終了せざるを得なくなるというストーリーですが、実際のイギリスでは電波法の改正により、67年の8月15日に海賊放送局は消えることになったのです。
 しかし、9月末からBBCが番組のスタイルを変え(ラジオだけではなくTVも!)。
 それはそれは、素晴らしい番組を作っていくことになるのですが、その時起用されたDJ達は、この海賊放送のDJ達だったのです。
 絶対おすすめの映画です。
 Rock好きはもちろん、ただの映画好きでも大丈夫です。
 素敵なRockで、秋の夜長をすごしましょう。
 10月24日から『スガイシネプレックス』で始まります。
 「キャデラック・レコーズ」といい、スガイさんは良い映画をやってくれます。これからもお願いね。