2009年4月24日金曜日

南三条界隈かわら版 第4号①


 さてさて、東京生活にも少し慣れてきたKは、バイトと勉学(嘘)に明け暮れる毎日でした。
 それと同時進行で、憧れの外タレ・コンサートに日夜、足を運ぶのでありました。
 ロック系は、レッド・ツェッペリン、サンタナ、グランド・ファンク・レイルロード、テン・イヤーズ・アフター、フリー、スリー・ドッグ・ナイト、シカゴ、ウィッシュボーン・アッシュ、タワー・オブ・パワーetc
 ブルース系では、B.B.キング、バディ・ガイ、ジュニア・ロックウッドetc
 ジャズ、フュージョン系では、クルセイダース、ソニー・ロリンズ、カウント・ベイシー、ジョー・パス、ケニー・バレルetc
 この他にも、まだ見ている筈なのだが思い出せない今日この頃、年は取りたくないものだ。
 調子こきのKはgabanなるgibsonに字面だけ似ているギターを買い込んで、ある時はストラップを長めにしてジミー・ペイジに、ある時はアルヴィン・リーの速弾きを、またサンタナの顔マネをして悦に入り“俺はひょっとして天才ギタリストではないか”と思い込むのでした。
 この思い込みが、後々Kの人生を狂わせていくなどとは、この頃のKは知る由も無く、次回に続いていくのであります。